【点鼻薬】アラミスト・エリザス・ナゾネックスの違いとは?

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医薬品

どうも、シンパパ薬剤師Kです。

今回は花粉症の点鼻薬の違いを調べてみました。
私の勤める薬局には3種類あり、いまいち違いが分からなかったので比較してみます。

共通点

この3剤に共通するのは、適応1日1回のステロイド点鼻薬という2点です。
3剤ともステロイドではありますが有効成分は異なります。

鼻症状に対する治療効果は同じ

各薬剤の添付文書を見ると、3剤ともフルチカゾンプロピオン酸エステル(FP)とプラセボと一緒に鼻症状の変化量が載っています

スコアの計測方法は異なりますが、どれもFPと同等の鼻症状の変化量でしたので3剤間の治療効果も同等と考えてよいと思います。

異なる点

含まれるステロイド

3剤ともステロイド点鼻薬ですが入っているステロイドは異なります。

アラミスト:フルチカゾンフランカルボン酸エステル
エリザス:デキサメタゾンシペシル酸エステル
ナゾネックス:モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物

年齢

アラミスト:2~14歳 1回1噴霧 ・ 15歳以上 1回2噴霧
エリザス:3~11歳 1回1噴霧 ・ 12歳以上 1回2噴霧
ナゾネックス16歳以上 1回1噴霧

各薬剤の特徴

アラミスト

アラミストは目の症状にも効果を発揮します。
鼻症状の変化量はFPとの比較で他の2剤と変わりないと推察できますが、アラミストは受容体への結合力が高いので目の症状も改善するといわれています。

エリザス

エリザスは粉末で鼻への刺激が少ない特徴を持っています
液剤ではないので保存料や防腐剤を使用しておらず、添加物は乳糖水和物のみです。

他にも粉末であるメリットは「液だれが無い」という点があり、液だれが苦手な患者さんにはエリザスが適しています。

ナゾネックス

ナゾネックスは局所的な作用に優れており、バイオアベイラビリティが低い薬剤です。
アラミストも0.5%ほどで低いのですが、ナゾネックスは0.2%未満と格段に低いです。
粉末であるエリザスは14%とちょっと高めです。

ステロイド点鼻薬は予防的に使うので余計な作用が無い方が良いという考え方もあります。
長期的に使用する上で全身性の副作用を気にする場合はナゾネックスを選ぶのが良いでしょう。

まとめ

・鼻症状の治療効果は同等
・3剤とも1日1回
・使用できる年齢、ドーズアップの年齢が異なる
・アラミストは目の症状にも効く
・エリザスは鼻への刺激が少ない
・ナゾネックスは鼻への局所的な作用が特徴
・バイオアベイラビリティは、アラミスト0.5%エリザス14%ナゾネックス0.2%未満

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