【利尿薬&ARB配合剤】表で解説!一目でわかる降圧薬配合剤

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医薬品

どうも、シンパパ薬剤師Kです。

早くも配合剤シリーズ第三弾です!
今日は利尿薬とARBの配合剤に加えて、3剤合剤のミカトリオも一緒に表にしています。

利尿薬&ARBの配合剤

利尿剤(チアジド)の最大用量

利尿薬(チアジド)を高血圧に使う場合は少量で使います。
その為、最大用量に対してかなり少なく配合されています。
なので最大用量はそこまで気にしなくても大丈夫ですね。

唯一の3剤合剤 ミカトリオ

ミカトリオは上記の表である通り、アムロジピン、テルミサルタン、ヒドロクロロチアジドの3剤の配合錠です。
禁忌や併用中などは、基本的に単剤で併用している時と変わりありません。

特殊なのは開始条件です。
ミカトリオ開始時の条件について知っていますか?
他の2剤合剤の場合、含まれる成分のどちらかで治療していれば「増量と同じタイミング」で配合剤に変更できます。
ミカトリオの場合アムロジピン(5)とテルミサルタン(80)とヒドロクロロチアジド(12.5)を併用して安定してから初めてミカトリオに変更する事が出来ます
つまり「増量と同じタイミング」でミカトリオにすることは出来ませんので注意してください!

K
K

「事前にミカトリオと同一用量、同一用法で安定させる」という旨の記載が添付文書上で示されています。
つまり、「3剤使っている」という事では使用条件に満たしていません
ミカトリオと同じ量を同じタイミングで服用してないとダメなので、

朝と夜に分かれている場合は、まず単剤の服用方法から見直す必要があります

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