どうも、シンパパ薬剤師Kです。
広島カープファンには少しキツイシーズンが続いており、2021年もBクラス濃厚な状況ですね。
ですがここ数年で多くの若手が出てきており希望が多いのも事実です。
その若手の中で個人的に一番期待しているのが中村奨成選手です。
今回は中村選手のプロ入り4年間の成績をまとめてみました。
中村奨成の経歴は
中村選手のプロフィールは下記のとおりです。
・氏名:中村奨成(なかむら しょうせい)
・出身地:広島県廿日市市
・身長:181㎝
・出身高校:広陵高校
・ドラフト:2017年1位指名
地元広島県出身の選手なんですね。
お母さんは熱狂的なカープファンなんだとか!
野球を始めたのは小学生1年生の時で、中学3年生では広島県大会ベスト8、地元の名門広陵高校へ進学。
一年春の広島県大会では1年生ながらスタメンマスクをかぶり、3年生の夏には1大会6本塁打という32年ぶりに清原和博(PL学園)の記録を破る快挙を成し遂げました。
同年のドラフト会議で広島東洋カープと中日ドラゴンズから1位指名を受け、契約金1億円年俸800万円で広島東洋カープに入団します。
プロ入り後
甲子園の1大会本塁打記録を更新した中村奨成選手の動向は注目されていましたが、特別扱いはしないという方針の下、1年目はファームで過ごします。
1年目(2018年)成績
1年目 2軍成績 年俸800万円
83試合231打席 打率.201 安打43 本塁打4 打点16 OPS.556
1軍出場はありませんでしたが、1年目ながらファーム戦では一番多くマスクをかぶり、4本塁打を記録。
打率は.201と周りの予想より苦戦した1年でした。
2年目(2019年)成績
2年目 2軍成績 年俸800万円
39試合112打席 打率.279 安打29 本塁打2 打点9 OPS.725
春季キャンプで右の肋骨を疲労骨折し、シーズン序盤は3軍で過ごします。
実践復帰は6月18日で、その試合で頭部死球を受け6月下旬から出場を再開。最終的に38試合の出場に留まりました。
故障もあり少ない出場ではありますが、打撃での確実性は向上しOPSは7割を超え非凡な打撃センスを見せつけてくれました。
3年目(2020年)成績
3年目
・2軍成績 年俸700万円
55試合189打席 打率.244 安打40 本塁打1 打点14 OPS.672
・1軍成績
4試合4打席 打率.000
800万円から700万円に初めての減俸を受けての3年目。
春季キャンプは1軍でスタートしましたがキャンプの途中で2軍に合流しそのまま2軍でシーズン開幕を迎えます。
この年は開幕から打撃が好調で7月後半まで打率がウエスタンリーグトップで1軍に昇格します。
7月26日に代打でファン待望の1軍公式戦デビューを果たしますが、4打席0安打で2軍降格。
その後チーム事情で再び1軍に昇格しますが出場機会はなく2軍落ち。
2軍に落ちた後の成績は芳しくなく3割超えていた打率は最終的に.244でシーズン終了。
かなり悔しい1年だったのではないでしょうか。
個人的には「試合出さないなら2軍で試合出してやってくれ」と思いました。
チームも5位だし、好調だった中村選手を振り回してしまっただけではないかと思いました。
4年目(2021年)成績
4年目
・2軍成績 年俸700万円
37試合151打席 打率.252 安打35 本塁打4 打点16 OPS.736
・1軍成績
39試合61打席 打率.283 安打15 本塁打2 打点5 OPS.830 ※9月14日現在
4年目の今季は春季キャンプを全期間1軍で過ごしましたが開幕は2軍スタート。
捕手だけでなくサードやレフトで出場することも増え、4月16日に1軍昇格しその日にレフトで初スタメン初安打初得点を記録しました。
本人にとってもカープファンにとっても待望の一日となりました。
その後、6月19日に初ホームランを記録し打率も.283でOPS.830と2軍成績より良い成績を残しています。
現在は他の若手の活躍もあり會澤選手が復帰したタイミングで2軍に落ちてしまいましたが、今季初ヒットを記録した若手選手の成績としては十分すぎる程の成績ですよね。
レフトでの守備はエラーしたりまだまだ実力不足な点は否めないので2軍で経験を積んでまた1軍に戻ってきてほしいです。
甲子園大会では良い場面で打ちまくってた印象ですが、今季1軍での得点圏打率は.167とかなり低い数字です。緊張して力が入っちゃってるのかな?
高校時代に見せてくれたチームに勝ちを呼ぶ打撃をみたいですね。
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