ALPが高い原因は?基準値はいくつなの?

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検査値

どうも、シンパパ薬剤師Kです。
今回はALP(アルカリフォスファターゼ)について解説していきます。

ALPとは

ALP(アルカリフォスファターゼ)とは肝臓や腎臓、骨や腸管など全身に存在する逸脱酵素です。
ALPは「リン化合物を体内で分解すること」が主な役割の酵素です。

何故ALPが高くなるのか

ALPが存在する臓器が障害されることで血中に流れ出てくる他、胆管のつまりにより胆汁が滞ると胆汁中に含まれるALPが血中へ移行します。

これらの事からALPの増加は主に胆道や骨の異常、肝臓の障害が疑わる事が多いです。

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アルコールや薬の内服などで数値が上がる事もあります。
γ-GTPと同様軽度の上昇に気付いたら生活習慣の改善を心がけましょう。

ALPが高くなる主な疾患

・肝炎や脂肪肝、肝硬変などの肝臓の諸疾患
・閉塞性黄疸
・骨折や転移性骨腫瘍などの骨の諸疾患
・甲状腺機能亢進症
・潰瘍性大腸炎などの腸管の諸疾患
・各種臓器の癌       等々

基準値がいくつもある?

ALPは基準値が測定法により何パターンかあるので見るサイトごとに基準値が異なっている事があります。2020年4月~2021年4月にかけて日本臨床化学会のJSCC法から国際臨床化学会のIFCC法へ変更(統一?)されて基準値が38~113U/Lに変更されました。従来の106~322U/L(測定法により違う基準値も存在する)に比べて低い数値になっています。

ALPにはアイソザイムが存在し、臓器ごとにALPの構造が若干異なります。
その為、測定法や体質によって検出されるアイソザイムのばらつきが出るので基準値がいくつもありました。それもあり今回の検査方法変更に至ったのかなと思われます。

ALPは癌の骨転移の検査に有効

骨に癌が転移するとALPが高度に上昇します。
アイソザイムの型を調べればどこの部位のALPかある程度判別できるので癌の骨転移の検査に有効です。

肝臓が悪くないがん患者のALPが高度に上昇した場合は骨転移の可能性が高いです。
ALPの型を調べて骨由来のアイソザイムであればレントゲンなどで精密検査をする必要があります。

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