【プランルカスト出荷調整】モンテルカストとどう違う?プランルカストとモンテルカストの比較

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医薬品

どうも、シンパパ薬剤師Kです。

ここ1年出荷調整の嵐ですね。
プランルカストに関してはもう入ってきてません。
そこで代替品になるであろうモンテルカストと比較してみましょう。

同じく花粉症で使われる抗ヒスタミン薬についてもまとめているので良かったら読んでみて下さい。

【抗ヒスタミン薬の比較】眠気、処方可能な年齢、車の運転、妊婦への投与について

簡単な比較

・治療効果に大差なし
・1日2回のプランルカスト、1日1回のモンテルカスト
・プランルカストは食事の影響を受けるが、モンテルカストは受けない
・剤形はモンテルカストの方が豊富だが、用量調節しやすいのはプランルカスト
・モンテルカストはFDAから精神系の副作用について注意喚起されている

治療効果

治療効果について、直接比較したデータはほとんどありません。
見つけたデータを見る限り2剤の治療効果に有意差はないようです。

ですが、日経メディカルに記載がある「医師に聞いたファーストチョイスする理由」を見ると、プランルカストの方が治療効果が高いという意見が多くみられました。

ただ、モンテルカストの方が効果が高いと感じている医師もいるようでやはり大きな差はないと考えていいと思います。

用法の違い

プランルカストは1日2回で、モンテルカストは1日1回です。
1日1回で良いというのは、患者さんの負担も少ないですしコンプライアンスが良く治療効果につながりますので、大きな違いですね。

プランルカスト先発品のオノンカプセルは通常量1回250mg×2なのですが、112.5mgの規格しかありません。(GEは225mgの規格あり)
つまり、1日4カプセル飲まないといけません。
カプセルも小さいという訳じゃないので負担と感じる方は少なくないと思います。
まあ、GEにすればこの問題は解決するんですけど、用法に関しては元々1日1回1錠で良いモンテルカストの方が優勢ですかね。

食事の影響

食事の影響にも違いがあります。
プランルカストは食後投与で、TmaxとCmax,AUCが増加します
添付文書の記載は「朝食後と夕食後に経口投与」となっていますので、食後服用推奨です。

一方、モンテルカストは食後の影響は受けず「1日1回就寝前」となっています。
就寝前とはなっている理由は喘息の症状が朝方に表れやすい事に由来していますが、正直いつも同じタイミングならいつでも大丈夫です。
他に飲んでる薬があれば、同じタイミングで飲む方がコンプライアンスは良いと思います。

剤形の違い

剤形は結構違います。
プランルカスト先発品のオノンカプセルドライシロップがあり、GEは錠剤もあります。

モンテルカスト先発品のキプレスとシングレア錠剤(素錠、OD錠)と細粒キプレス錠があり、GEも同様です。

プランルカストのドライシロップは体重に合わせて細かな設定が出来ますが、モンテルカストの細粒は4mg分包品しかなく、細かな用量設定が出来ません。
この用量設定の点でプランルカストを選ぶ先生も多いようです。

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また、モンテルカストのキプレス錠はアレルギー性鼻炎には適応がありません
気管支喘息にしか使えないので注意が必要です。

モンテルカストは精神系の副作用が懸念されている

これは意外と知られていない事なのですが、モンテルカストはFDAから精神系の副作用について注意喚起がされています。

どこまで薬の影響があるのかは分かりませんが、臨床試験9929例中1例において自殺念慮が認められたというデータがあります。
およそ1万分の1なのでそこまで気にするようなことではないのかもしれませんが、精神神経系の入院割合が1.91倍になったというデータもあるので、自殺までとはいかなくても何らかの精神系の副作用は少し気にした方が良いのかもしれません。

なんでこのような副作用が出るのかは、原因が分かっていません
またこれらの副作用は服用中止で速やかになくなるようです。
薬をやめて症状が落ち着くのであれば、やはりモンテルカストがなにかしらの形で精神系に関与している可能性は高そうです。

ちなみにプランルカストは欧米では発売されていないため、モンテルカストほどデータがありません。
なので、モンテルカストと同じ規模でデータを取ったら同じように精神系の副作用があるかもしれません。

プランルカストからモンテルカストに変える?それとも中止する?

プランルカストが無くなった際に、そもそもモンテルカストに変えてまで飲む必要があるのか。

症状が軽度で他の治療薬で治療が行われている場合、ロイコトリエン拮抗薬は必要ないとFDAは回答しています。

アレルギー性鼻炎で使う場合、抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻でも症状が治まらない場合のみとして、喘息に関しても精神系のリスクとベネフィットを検討する必要があるとも述べています。

喘息患者で不眠を訴えている場合、咳で眠れていないのかモンテルカストの副作用なのかを気にかける必要がありそうです。

先ほど記載した通りプランルカストにも同じような副作用があるかもしれません。
プランルカストを中止して眠れるようになった患者さんがいないかチェックしたいですね。

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