最近フルサイズ機であるNIKON Z6からマイクロフォーサーズ機のOM-D E-M10 Mark2(Mark ii)に買い換えました。
2018年発売のフルサイズから2015年発売のマイクロフォーサーズへのグレートダウンになりましたが個人的に良いカメラに出会えたと満足しています。
この二つの価格差は2022年現在15万円程ありますがE-M10 Mark2も凄く良いカメラで特に手振れ補正に衝撃を受けたので今回は作例を用いてE-M10 Mark2の魅力を紹介していこうと思います。
OM-D E-M10 Mark2の基本情報
OM-D E-M10 Mark2はOM-D E-M10の後継機種です。
有効画素数は1605万画素で決して高い数値ではありませんが、スマホなどで見る分には十分な画素数と言えます。
マウントはマイクロフォーサーズでパナソニックのマイクロフォーサーズ機と同じレンズを使うことが出来るのも大きな魅力です。パナソニックにはLaicaのレンズがあるのでそれが使えるのはかなり魅力的だと思います。
液晶モニターは104万ドットのタッチパネル液晶で使いやすいのですが、特段綺麗な液晶ではありません。それでも価格帯を考えたら十分すぎますね!
電子ファインダーもそれなりに綺麗なのでファインダーを覗いて撮影したい方でもOKです。ちなみに同じOlympusのマイクロフォーサーズ機で可愛い見た目が女性に人気のOlympus PENシリーズにはファインダーが搭載されていません。
Olympusのアプリを使うことでスマホに写真を転送することも可能なので出先でスマホに写真を送りたい方でも大丈夫です。
E-M10 Mark2の良いところ
手振れ補正が凄すぎる
なにより驚いたのが手振れ補正の凄さです。これは今まで使っていたNIKONのAPS-C機とフルサイズ機とは別格で、一番嬉しく思っている点です。まずは作例を見てください。
東京ディズニーランドで撮った写真なのですが東京ディズニーリゾートは三脚禁止なので手持ちで撮った写真です。シャッタースピード1/2秒と1.3秒なのにこのブレの少なさ、今までのカメラじゃありえない手振れ補正です。
軽くて小さい
これはE-M10Mark2だけでなくマイクロフォーサーズ機全般に言えることですが本当に小さくて軽い!
僕が今まで使ってきたNIKONのD5000シリーズ、D7000シリーズ、Z6と比べて圧倒的に小さくて軽いのでちょっとしたお散歩でも気軽に持ち出せるのがとても気に入っています。
レンズも他のマウントと比べて小さくて軽いです。レンズを何本かカバンに入れることを考えるとマイクロフォーサーズは本当にフットワーク軽く持ち出せます。
エントリーモデルなのにダイヤルが2つある
上記の写真で分かるように右上のダイヤルが2つ(モード変更のダイヤル含めると3つ)付いているのもこの機種の良いところです。
エントリーモデルや中級機の殆どのカメラはダイヤルが1つしかついておらず、ボタン操作をしないとシャッタースピードとF値どちらかしか変更できないんですよね。これは個人的には使用感に大きく影響すると思います。絞り優先モードやシャッタースピード優先モードで撮るならストレスになりにくいかもしれませんがマニュアルモードを使う方はダイヤルが2つある方が使いやすいです。
ボタン機能にisoを設定すれば露出補正は簡単にスムーズに行えますので、エントリーモデルなのにダイヤルが複数あるのはE-M10Mark2の魅力の一つでしょう。
E-M10 Mark2の悪いところ
電池持ちが悪い
これは小さいミラーレスなので仕方ない事なのかもしれませんが電池持ちが悪いです。
ただ電池持ちの悪さは予備バッテリーで対応可能なので個人的にはそんなに問題視はしていません。
ちなみにディズニーランドには予備バッテリーを2つ持っていって夕方に2つ目の予備バッテリーに交換しました。
グリップが浅い
E-M10はコンパクトなミラーレスなのでグリップが浅く握りづらいです。
ただ、E-M10Mark2には専用のグリップが用意されていますので僕はそれで対応しています。
純正品のグリップはかなり握りやすいです。
暗めの室内撮影が弱い
センサーサイズが小さいため暗いところはやっぱり弱い印象です。
前述したように手振れ補正が強いので夜景とか動かないものは問題なく撮れるのですが、室内スポーツや動くものはブレてしまうのでiso感度を上げるしか対処法がないなと感じました。
バスケとかバレーボールの試合を撮る方は向いていないかもしれません。
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