【ジアゼパム換算】睡眠薬の適正使用に関して+αの知識!晩酌する場合は?翌朝運転して良い?

スポンサーリンク

本ブログはアフィリエイト広告を利用しています

医薬品

どうも、シンパパ薬剤師Kです。

これまで、糖尿病の配合剤ARBと利尿薬の配合剤ARBとCaチャネル遮断薬の配合剤の一覧表は作ってきたのですが、「換算表ってあると良いよね」という声をいただいたので早速ひとつ換算表を作ってみました!
折角睡眠薬についてまとめるので、以前勉強した知識も一緒にご紹介しようと思います。

ジアゼパム換算表

睡眠薬は切り替えることも良くありますので、その際に力価を比較するのにご活用ください!

晩酌する日は睡眠薬を飲んでも良い?

Kさん、「晩酌するんだけど睡眠薬飲んでいい?」って良く聞かれるんですけどなんて答えればいいですかね?

K
K

良く聞かれる質問だよね。
ちなみにいつもなんて答えてるの?

そうですね、「お酒と相性が悪いのでお酒を飲むならお薬は飲まないようにしてください」とかですかね。

K
K

うん、頓服で飲んでいるならそれでOKだと思うよ!
問題は継続している時だね。

もしかして脱離症状とか出ちゃう可能性ありますか?

K
K

そうなんだよね、継続してる場合は脱離症状があるから薬を抜くことが必ずしも正解ではないかもしれないんだよね。
お酒を飲まなければいいんだけど、付き合いでお酒を飲むシーンがあったり「酒は一生飲むな」なんて言えないよね。
とはいえ、飲酒後の睡眠薬は原則飲まないという認識で間違いないし、コップ1杯のビールを代謝するには2時間かかるといわれているので「正確に何時間後なら飲んで良いという答えは出せない」という結論になっちゃうんだよね。

じゃあ、「継続して睡眠薬を飲むのであればお酒を飲まない」か「お酒を飲むために睡眠薬を飲まないで眠れるようにする」のどちらかを患者さんに軽く提案するのが良いですかね。

K
K

そうなってしまうかな。

その2択であれば優先は「睡眠薬を飲まないで眠れるようにする」になるよね。
睡眠薬なんて飲まないで眠れるに越したことないからね。

難しいけど、薬に頼らず眠れるように生活指導をしていくのが良いと思うよ。

睡眠薬を飲んだ翌朝は運転して良い??

Kさん、うちの薬局に来る高齢の患者さんって睡眠薬を飲んでる方多いですよね。

K
K

そうだね、この辺は高齢の方が多い地域だから、余計に睡眠薬飲んでる高齢者が多いなって感じるよね。

しかもこの辺って車社会じゃないですか?みんな車乗ってますよね、大丈夫かなって心配になっちゃいます。睡眠薬飲んでる高齢の方だと特に。。

そういえば、睡眠薬飲んだ翌朝って運転に影響ないんですか?

K
K

ほんとだよね、運転に関しては心配だよね。。

車の運転に関しては薬の種類にもよるけど「服用してから11時間は運転能力に障害が出る」という文献もあるから、翌朝の運転はしないほうが良いと思う。

寝る時間にもよるけど、お昼くらいまでは避けるのが無難かなあ。

高齢者には、ロゼレムやベルソムラより非BZ系が推奨されている

「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」では、高齢者に対して非ベンゾジアゼピン系が推奨されています。
ロゼレムやベルソムラは依存性もなく比較的安全な薬なので高齢者に使いやすい印象ですが、臨床のデータが少ないので推奨するには至っていないそうです。
非ベンゾジアゼピン系は筋弛緩作用なども少なく、エビデンスも豊富なので高齢者に推奨されています。

睡眠薬はGABAA受容体を27%占拠すれば効果が出る

睡眠薬は短時間型・中間型・長時間型がありますが、どれも思ったより作用時間が続きます。
というのも、GABAA受容体に作用する薬はGABAA受容体を僅か27%程占拠するだけで効果を発揮するからです。
効果が切れたと自覚しても、自覚できないレベルで作用が続いている可能性があるので注意が必要です。
効果は切れていると勘違いして、転倒や判断力の低下による事故などの恐れもあります。
患者さんには「効果が切れた後でも注意が必要」と伝えましょう。

ロゼレムは3か月継続したときに最大限効果を発揮する

ロゼレムは従来の睡眠薬に比べて効果が弱いといわれています。
なので「これじゃ眠れない」「効かない」などと患者さんが訴えて処方が変わることもあります。
ですがロゼレムは3か月継続したときに最大の効果を発揮する薬です。
短期間で効果を評価するには時期尚早です。
ロゼレムが処方された初回は患者さんに「ロゼレムは時間をかけて効果が出てくる薬」であることを伝えましょう!

睡眠薬をやめた後の症状が悪化=病状の悪化ではないかも?!

睡眠薬やメンタルの薬をやめた後に症状が悪化してしまう事って良くありますよね。
で、悪くなったから処方を戻す。実はこれが良くない可能性があります。
確かに処方を元に戻せその症状は落ち着くことが多いと思います。
ですがその悪化が脱離症状だった場合、減量しながらやめる事で症状の悪化なく薬を減らすことが出来るかもしれません。
治療のゴールは「薬で症状を抑え込むこと」だけではありません。
「症状の悪化なく、可能な限り薬を減らす」ことを目標にした指導が出来る薬剤師になりたいですね。

医薬品 薬の比較
スポンサーリンク
シンパパ薬剤師のメモブログ

コメント